活動紹介

2023年度の活動

2022年度の活動

2024年2月27~29日2023年度史学科日本史コース学科旅行(しまなみ海道・尾道・広島・厳島神社)

史学科の日本史コースでは、2年次生を対象として、年度末に史跡や博物館などを見学する、通称「学科旅行」を行っています。今年度は広島県を下記の行程でめぐりました。

2月27日:しまなみ海道
福山駅集合→向上寺三重塔→耕三寺→大山祇神社→尾道泊
2月28日:尾道(午前)・広島市内(午後)
浄土寺→西郷寺→西国寺→御袖天満宮→天寧寺→新幹線で広島に移動→原爆資料館・広島城など→広島泊
2月29日:厳島
厳島神社・豊国神社(千畳敷)など→昼頃厳島で解散

今回は、3日目の厳島神社を除き、お天気に恵まれましたが、例年通り、毎日かなり歩き、とくに尾道は坂ばかりだったので、みんな相当疲れたようです。けれども、参加者全員が、あらかじめとくに詳しく見学したい場所を決めていたこともあって、有意義な研修になったと思います。

丘の上の向上寺三重塔にやっとたどり着く

珍しい時宗の西郷寺本堂

尾道の坂を海に向かって下る

厳島神社で鹿と一緒に記念撮影

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2024年1月22日世界史コース「アジア史卒論発表会」開催

2024年1月22日(月)に史学科の東アジア史ゼミと西アジア史ゼミが主催するアジア史卒論発表会が開催され、今年度提出された12本の卒業論文のうち、下記の7本について報告が行われました。

  1. 纏足から見る女性の美意識
  2. 近代から現代の中国女性の服飾と女性観の変化の関係
  3. 離散家族再会事業からみる南北関係
  4. イスラーム圏の服飾文化とその影響
  5. イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータの巡礼にみる宿泊場所
  6. ナゴルノ・カラバフ紛争 ―民族対立の始まりとその変容―
  7. イスラーム絨毯の旅 ―伝統工芸品の海外輸出によるヨーロッパ世界への影響―

発表会には25名弱が参加しました。各報告に対しては、卒業論文のテーマや内容に関するものから論文執筆の心構えなどさまざまな質問が寄せられました。

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2023年12月4日大学院講演会「学芸員の仕事を知ろう!」

2023年12月4日、史学科・大学院史学専攻では、本学学生や教職員を対象とする講演会「学芸員の仕事を知ろう!」(2023年度大学院講演会)を開催いたしました。講師として、本学の学部(史学科)を卒業、大学院修士課程(史学専攻)を修了し、現在、昭和館学芸部学芸課資料係として働いている髙橋彩華さんをお招きしました。「昭和館」(東京都千代田区)は、戦中・戦後の国民生活上の労苦について展示する国立の施設です。

髙橋さんは、学芸員としての通常の仕事や、企画展の企画から準備、実施に至るまでの過程などについて、体験にもとづき、具体的に話してくれました。

本学には、学芸員の資格を取得できる博物館学芸員課程があり、学芸員の仕事や博物館に関心を持つ学生が多くいます。講演中に熱心にメモを取る姿が見られました。事前に集めた質問に加え、講演後にも質問を募りました。学芸員をめざすためにすべきことや、学芸員としてのやりがい、おすすめの博物館についてなど、多くの質問が寄せられました。

講演会は、学芸員の仕事や博物館について、理解を深めるよい機会になりました。

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2023年11月21日元スロベニア特命全権大使による講演会

本学史学科では、多角的な視点や発想から歴史を読み解く力を養うため、様々なゲストを招いての特別講演会を定期的に実施しています。

2023年11月21日に長年外交官として活躍してこられた石榑利光様をお迎えして、「ハプスブルク帝国とスロヴェニア」をテーマとする特別講演会を開催しました。石榑様は1970年、大学在学中に外務省に入省され、2011年から2013年まで、在スロベニア特命全権大使を務められています。

ご講演ではスロヴェニアの歴史、特にハプスブルク帝国との関係や民族・文化の特色、現在のスロヴェニアの魅力まで、盛り沢山なお話をうかがうことができました。

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2023年11月18日、25日土田ゼミ(日本近現代史ゼミ) 学外研修(深川周辺と皇居周辺)

日本近現代史ゼミでは、東京都内で学部・大学院合同の学外研修を実施しました。

2023年11月18日には江東区深川周辺を歩き、江東区深川江戸資料館や清澄庭園、隅田川と清洲橋、江東区芭蕉記念館などを訪れ、江戸・東京の歴史を学びました。

25日には戦中・戦後のくらしを展示する昭和館や皇居東御苑を訪れました。昭和館では学芸員の方から説明を受け、展示を見学したほか、紙芝居師による紙芝居上演イベントにも参加しました。皇居東御苑では天守台、大番所、百人番所、同心番所などを見学しました。

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2023年10月7日~9日大学院史学専攻生が日本史研究会大会に参加する学外研修

大学院史学専攻修士課程の日本史研究2(2)・日本史研究4(2)(大学院ゼミ)では、10月7~9日、京都において日本史研究会大会への参加と史跡見学を目的とする学外研修を実施しました。日本史研究会は、日本史の研究に関する主要な学会の一つで、毎年1回大会を開催します。2023年度大会のテーマは「日本史における社会の変化と政治の展開」で、龍谷大学大宮キャンパス(京都市下京区)で開催されました。

今回の学外研修は、史学専攻修士課程所属の大学院生に対して、学会の研究活動とはどのようなものか、いま日本史学界ではどのような問題が注目されているのか、学会発表はどのように行ったらよいのかなどについて実地で知るとともに、他大学の研究者と交流する機会を提供し、研究者としての意識や能力を高めることを目指したものです。

同大会の前後を利用し、京都御所などの史跡見学も実施しました。

日本史研究会大会会場入口にて

西本願寺唐門見学

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2023年7月26日桑名ゼミ(ヨーロッパ現代史ゼミ)と基礎課程演習9履修生がチェコ大使館・チェコセンター東京訪問

駐日チェコ大使館は聖心女子大学の正門を出て徒歩数分の所にあり、2022年には本学でマルチン・トムチョ大使の講演会、2023年はチェコと日本の交流100年に関する展示を開催するなど、協力関係を築いています。

2023年7月26日には、史学科の桑名ゼミと基礎課程演習9の学生たちがチェコ大使館を訪問し、ルカーシュ・ズィーハ領事にチェコという国の特色やご自身の経験について、貴重なお話をうかがうことができました。

同じ敷地内にあるチェコセンター東京の展示も見学し、日本語の上手なチェコ人職員の方にアニメや映画、音楽など、意外に身近なチェコ文化についてご説明いただきました。

チェコ大使館にて

チェコセンター東京にて

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2023年2月28日~3月1日2022年度史学科日本史コース学科旅行(姫路・京都・大阪)

史学科の日本史コースでは、2年次生を対象として、年度末に史跡や博物館などをめぐる通称「学科旅行」を行っています。コロナ禍でしばらく中止になっていましたが2022年度はcovid-19対応のガイドラインに沿って姫路・京都・大阪を2泊3日、以下の行程でめぐりました。

2月27日
姫路駅集合→亀山本徳寺→射楯兵主神社→姫路城→大阪・淀屋橋泊
2月28日
清水寺→霊山歴史館→八坂神社・昼食→本能寺・錦小路・京都文化博物館→三条通で近代建築ウォッチング→≪オプション≫中之島散策→大阪・淀屋橋泊
3月1日
大阪歴史博物館→大阪城→一次解散→≪オプション≫京橋周辺で昼食・四天王寺・通天閣→二次解散

古代、中世、近世、近代の全時代の史跡をたどることができ、貴重な学びの場になりました。

射楯兵主神社の縁結び絵馬に興味津々

姫路城をバックに記念撮影

レトロビルを眺めながら三条通を歩く

大阪歴史博物館のジオラマの前で

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2022年12月20日大学院講演会「鎌倉殿と愉快な仲間たち―将軍と御家人たちの”信仰”―」

2022年12月20日、大学院講演会「鎌倉殿と愉快な仲間たち―将軍と御家人たちの”信仰”―」を開催いたしました。
柿島綾子氏(三島市郷土資料館・本学大学院修士課程修了生) 、時田栄子氏(立教大学大学院博士後期課程・本学卒業生) 、海上貴彦氏(東京大学史料編纂所助教・『鎌倉殿の13人』公家文化考証担当) のお三方によるの講演の後、パネルトークでは史実とドラマの関係、歴史学の研究の手法、当時の宗教観や講演でも言及された三島市のおすすめの史跡など様々な角度から質問がありました。

また、姉妹校の聖心女子学院中・高等科からも生徒さんが参加し、積極的に質問を寄せてくれました。
昨今ますます注目が高まっている日本中世史について理解を深める貴重な機会となりました。

本学学生のみならず、学外の多くの方々にもご参加いただき会場は大いに盛り上がりました

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2022年12月9日ヨーロッパ現代史I・地域研究2(国際交流学科) 駐日チェコ共和国大使特別講演会

2022年12月9日、駐日チェコ共和国大使マルチン・トムチョ閣下をお招きして、特別講演会「チェコ共和国、EU、そして日本―100年を超えるチェコと日本の繋がり―」を、史学科「ヨーロッパ現代史I」と国際交流学科「地域研究2」合同で開催しました。

創立当初より聖心とチェコは関係が深く、姉妹校の施設の設計は広島の「原爆ドーム」を設計したヤン・レツルやアントニン・レーモンドら、日本で活躍したチェコ人建築家によるもので、その一部は現在でも使用されています。動画やクイズも交えながら、チェコの歴史やEUにおけるチェコの役割、チェコと日本との交流について理解を深める貴重な機会となりました。

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2022年11月13日土田ゼミ(日本近現代史ゼミ) 学外研修(明治神宮・代々木公園周辺)

2022年11月3日、日本近現代史ゼミでは、明治神宮・代々木公園周辺の見学会を実施しました。東京には日本の近現代史に関わる史跡がたくさんあります。現在の代々木公園がある場所は、第二次世界大戦前には陸軍の訓練施設「代々木練兵場」があり、1910(明治43)年に日本で初めて飛行機が飛び立った地でもあります。1964(昭和39)年の東京オリンピックでは選手村が設置されたので、オリンピックに関する史跡もあります。

「日本航空發始之地」記念碑の前にて

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2022年10月28日ヨーロッパ現代史I 学外研修(新国立劇場『レオポルトシュタット』観劇)

2022年10月28日、「ヨーロッパ現代史I」では、新国立劇場にて『レオポルトシュタット』を観覧しました。
この演劇はウィーンに住む実業家として成功したユダヤ人一族、メルツ家のハプスブルク帝国期から第二次世界大戦後までの運命を描いた作品です。

劇中では1899年から1955年まで描かれ、登場人物たちも年齢を重ね、世代交代していきます。一見すると複雑な印象の物語ですが、俳優陣の熱演、そして本学の卒業生であり新国立劇場の芸術監督を務める小川絵梨子氏の巧みな演出により意外なほどわかりやすく、生き生きとウィーンのユダヤ人の歴史が語られていました。

劇場ロビーに掲示された登場人物の家系図。4世代にわたる壮大な物語でした。

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2022年10月23日大西ゼミ(ヨーロッパ近世史ゼミ 学外研修) (渋谷区立松濤美術館「装いの力―異性装の日本史」展)

2022年10月23日、大西ゼミの受講生一行は、渋谷区立松濤美術館開催の「装いの力―異性装の日本史」展に行ってまいりました。ゼミではヨーロッパ史と日本史にみられる異性装を比較することで多様な男装・女装に関する理解を深めてきましたが、松濤美術館では、テキストに掲載されていた絵画や衣装の実物を鑑賞することができて感動しました。会場では一同、当時のリアルに触れることで、しばし遠い歴史に思いをはせた次第です。

美術館のスタッフさんにお願いして、3年生と4年生の集合写真をとっていただきました

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2022年8月31日~9月2日石原ゼミ(日本中世史ゼミ) ゼミ旅行(伊豆)

2022年の8月31日から2泊3日で日本中世史ゼミ(石原ゼミ)のゼミ旅行に行きました。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなんで伊豆を巡見し、修善寺や伊豆山神社など源頼朝の故地をはじめ、韮山反射炉など中世史に限らず広く歴史の舞台に触れることができました。大河ドラマ館など足を運んだ際には、偶然にもドラマ関係者にお目にかかるという嬉しいハプニングも!

伊豆山神社

韮山反射炉

竹林の小径でひと休み

伊豆山神社、龍神池の鯉を撮影する学生たち

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2022年7月6日基礎課程演習9 鈴木周氏演技ワークショップ

2022年7月6日、劇団四季団員の鈴木周氏をお招きして、基礎課程演習9(1年次対象)でロール・プレイングのための演技指導ワークショップを開催しました。鈴木氏は劇団俳優座をへて劇団四季に入団され、舞台のほかテレビドラマ、海外ドラマの吹き替えなど、多方面で活躍してこられた方です。ベテランの俳優さんを前に学生たちは緊張気味でしたが、『ハムレット』のオフィーリアの台詞を精一杯語っていました。終了後鈴木氏より、「学生の皆さんの、シャイだけど台本にまっすぐにむかっている姿に感動しました」というコメントをいただきました。

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2022年6月10日ヨーロッパ現代史I・英米文学演習I−1(英語文化コミュニケーション学科) 宝塚歌劇団宙組初代トップスター姿月あさと氏特別授業

2022年6月10日、宝塚歌劇団宙組初代トップスターの姿月あさと氏をお招きして、史学科の「ヨーロッパ現代史I」と 英語文化コミュニケーション学科の「英米文学演習I−1」合同の特別授業を開催しました。

授業のテーマは、ハプスブルク帝国の皇后エリザベートの生涯を描いたミュージカル『エリザベート』。姿月氏は1998年の宙組公演で、エリザベートを愛する「黄泉の帝王」トート役を演じておられ、ミュージカル俳優・歌手としての豊富なご経験にもとづくお話の数々に、受講生たちは息をのんで聴き入りました。

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